3.3 付加年金に加入

付加年金への加入も年金額を増やす方法の1つです。

付加年金は、国民年金の加入者を対象とした制度です。国民年金保険料に、月400円を上乗せして納めると、老齢基礎年金の金額が増加します。

増加額は、以下の通りです。

  • 200円×付加保険料の納付月数

年金を2年以上受け取ると元が取れる制度なので、有効活用するといいでしょう。

3.4 60歳以降も仕事を続ける

厚生年金を上乗せして受給するためには、会社を定年退職した後も、再雇用制度などで仕事を続けることも大切です。

厚生年金は、原則70歳まで加入し続けられます。

厚生年金の加入期間が伸びると、受け取れる老齢厚生年金が増えます。

3.5 国民年金に任意加入する

国民年金への任意加入も、年金額を増やす方法の1つです。

原則、国民年金の加入期間は20歳から60歳までの40年間になります。

加入期間が40年に満たない場合であれば、60歳から65歳までの間で追加加入が可能です。

4. まとめにかえて

男性と女性の年金額について解説しました。

将来受け取る年金は、繰下げ受給や付加年金の加入などで増やすことが可能です。

自分の年金額を確認したい人は、自分の誕生月に届くねんきん定期便をチェックして確認してください。

参考資料

川辺 拓也