2. 家計資産総額が最も多いのは80歳以上の世帯
2021年5月18日の総務省「2019年全国家計構造調査」によると、家計資産総額が最も多いのは、世帯主が80歳以上の世帯になっています。
家計資産総額とは、金融資産残高から金融負債額や住宅ローンなどを指し引いた金額(金融資産残高-金融負債残高+宅地資産+住宅資産)で、総合的な資産総額です。
上記データによると、80歳以上の金融資産総額は、1619万4000円です。
80歳以上の世帯の金融負債額も968万円で他の世帯よりも少なく、健全な家計状況がわかります。
次の章では、70歳代、80歳代の主な収入源である、国民年金と厚生年金の平均月額をご紹介します。