2.3 年金を受け取り始めたばかりの人
最後に、年金受給を始めたばかりの人も振込額が変わることがあります。
年金を受け取り始めると最初のうちは「普通徴収」で、自分で税金や社会保険料を支払うのですが、10月から「特別徴収」に切り替わることが多いのです。
特別徴収というのは、年金から直接税金や保険料が天引きされる方法です。つまり、普通徴収から特別徴収に移行することで、手取り額が減ることになります。
ただし、支払う税金や保険料が増えるわけではなく、支払い方法が変わるだけなので、実際に負担額が増えるわけではありません。
3. 「年金振込通知書」とは?
さて、10月から年金の振込額が変わる場合、その詳細をどうやって確認できるのでしょうか。
もし10月から振込額が変わる場合、「年金振込通知書」が送られてくるのです。
この通知書には、変更後の年金振込額や天引き額(税金や社会保険料)がしっかり記載されています。届いたら必ず確認するようにしましょう。