2. 四国で1番人口が多い県と、人口10万人以上の都市を見る

総務省統計局が発表した「人口推計2023年(令和5年)10月1日現在」によると、四国で1番人口が多い県は愛媛県でした。気になる人口は129万1000人。次いで香川県の92万6000人、徳島県の69万5000人、高知県の66万6000人となっています。

四国各県の人口10万人以上の都市は以下の通り(2024年8月1日時点)。

愛媛県

  • 松山市 49万9254人
  • 今治市 14万3378人
  • 新居浜市 11万998人
  • 西条市 10万309人

香川県

  • 高松市 40万9628人
  • 丸亀市 10万7832人

徳島県

  • 徳島市 24万5549人

高知県

  • 高知市 31万4435人

都道府県別の人口ランキング

都道府県別の人口ランキング

出所:総務省統計局「人口推計2023年(令和5年)10月1日現在」を参考に筆者作成

ちなみに、各都道府県の人口ランキング(少ない順)を見てみると、愛媛県以外の3県がランクインしています。

3. 愛媛県の県内総生産は4兆8059億円

ここからは四国で1番人口が多い愛媛県について紹介します。

四国の北西に位置する愛媛県。北側は瀬戸内海に面した平野が広がり、南側には西日本で最も高い石鎚山(1982m)があります。面積は全国26位ですが、海岸が入り組んでいるため、海岸線の長さは全国5番目(1695km)となっています。

経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は名目・5兆899億円。県民所得は3兆5275億円、1人当たりの県民所得は267万円でした。

ほかの3県の2021年度の県内総生産は、香川県が名目・3兆8638億円。徳島県は名目・3兆3402億円、高知県は名目・2兆3764億円となっています。

3.1 調査概要

  • 調査日:2024年9月24日
  • 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)

参考資料

小野田 裕太