1.2 厚生年金(老齢厚生年金)
2階部分である厚生年金にも加入するのは、第2号被保険者です。
そのため、第2号被保険者が老後に受給する年金は「国民年金(老齢基礎年金)+厚生年金」となります。
厚生年金の保険料は、給与や賞与などの報酬に応じて決定されます。
現役時代に納める厚生年金保険料や、老後に受給する厚生年金は個人差が大きいのが特徴です。
国民年金のみの加入では「月額30万円以上」の年金収入を得られませんが、厚生年金であっても、現役時代の収入や年金保険の加入期間などによって受給できる厚生年金額(国民年金含む)の個人差が大きいため、誰もが多くの年金を受け取れるとは限らないでしょう。
次は、現在のシニア世代の厚生年金(国民年金含む)平均受給額を確認しましょう。