2. 面積の大きい市区町村を見てみると…

面積の大きい市区町村ランキング

面積の大きい市区町村ランキング

出所:国土地理院「市区町村別面積の順位 大小各20位」を参考に筆者作成

国土地理院が公表している「市区町村別面積の順位 大小各20位」によると、1番面積が大きい市区町村は岐阜県高山市の2177.67平方キロメートルでした。実は東京都の2103.97平方キロメートルよりも大きいのです。

高山市は東西約81キロメートル、南北約55キロメートルの面積に約8万4000人(2023年12月時点)が暮らしています。森林率は92.1%で、最高標高は奥穂高岳の3190メートル、最低標高は上宝町吉野の436メートルです。

2番目に大きい市区町村は、静岡県浜松市の1558.04平方キロメートル(※)。そして北海道留別村の1450.24平方キロメートル(※)、栃木県日光市の1449.87平方キロメートルの順番となっています(※は参考値)。

3. 岐阜県の県内総生産は8兆110億円

ここからは、岐阜県について紹介します。

日本のほぼ中央に位置する岐阜県には、約192万人が暮らしています。岐阜県北部の飛騨地域は、御嶽山、乗鞍岳、奥穂高岳といった、標高3000メートルを超える山々が連なっています。南部の美濃地域は、濃尾平野に木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)が流れ、長良川中流域は環境省認定の「名水百選」に選ばれるほどの清流です。

人口10万人以上の都市は、県庁所在地である岐阜市(約39万人)。大垣市(約15万人)、各務原市(約14万人)、多治見市(約10万人)となっています。

経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は8兆110億円、経済成長率は4.0%。県民所得は6兆641億円、1人当たりの県民所得は309万2000円でした。

3.1 調査概要

  • 調査日:2024年9月11日
  • 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)

参考資料

小野田 裕太