5. 【おまけ】「このあとお寿司が待っているからね」
おまけに、すっかり焼き芋にはまってしまったアジアさんの様子をご紹介します。
「本当に美味しい...」としみじみするテシさん。
「もっといる?」とアジアさんに聞くと「ちょっとだけ」と、アジアさんもなかなか焼き芋を食べることをやめられない様子。
思わずテシさんが「このあと寿司も待ってるからね」と念を押す事態に(笑)
よほど美味しかったようですね!
以上、おまけでした。
6. 日本人の国内旅行消費額は2023年同期比14.9%増
さて、日本経済成長の鍵として期待されているのが、外国人が日本を訪れてくれる訪日旅行、いわゆる「インバウンド」需要です。
政府は、2030年までに訪日外国人旅行者数6000万人、訪日旅行消費額15兆円という数字を目標としていますが、最新の訪日外国人旅行消費額はどのくらいなのでしょうか。
観光庁による「インバウンド消費動向調査結果(1次速報)」(2024年4~6月期)によれば、訪日外国人旅行消費額は2兆1370億円となっています。この数字は、2023年同期比73.5%増の数字です。
国籍・地域別消費額もご紹介します。
6.1 国籍・地域別消費額
1位:中国が4,420億円(構成比20.7%)
2位:米国2,781億円(同13.0%)
3位:台湾2,639億円(同12.4%)
4位:韓国2,232億円(同10.4%)
5位:香港1,743億円(同8.2%)
7. 訪日外国人1人当たり旅行支出は23万9千円
続いて、訪日外国人(一般客)1人当たりの旅行支出についても見ていきましょう。
同調査結果によれば、訪日外国人1人当たりの旅行支出は23万9千円と推計されています。これは前年同期比14.4%の増加になります。
7.1 国籍・地域別1人当たり旅行支出
国籍・地域別の1人当たりの旅行支出については以下のような順になっています。
1位:フランス(41万8千円)
2位:英国(41万7千円)
3位:オーストラリア(40万円)
また目的別の支出を見ていくと、宿泊費に関しては英国、飲食費はイタリア、交通費はスペイン、娯楽等サービス費はオーストラリア、買物代は中国が最も高いという結果になりました。
円安効果で、コロナ禍以降インバウンド消費が急速に増えています。インバウンド消費がどのように推移していくか、今後も引き続き注目されています。
参考資料
長島 迪子