2. 調整給付金の計算方法
調整給付金で受給できる金額は、減税できない金額を1万円単位に切り上げたものです。
たとえば減税前の所得税が1万8000円の場合、3万円-1万8000円=1万2000円で、2000円を1万円単位に切り上げるため、調整給付金として支給される金額は2万円となります。
1万円に満たない分がいくらであっても1万円に切り上げるため、減税できない金額が100円であっても1万円を受け取れます。
3. 調整給付金を受け取るための手続き方法
通常の定額減税は手続きなしで問題ありませんが、調整給付金は原則として手続きが必要です。
3.1 手続きの流れ
多くの自治体では確認書が郵送され、必要事項を記入して返送します。
たとえば東京都渋谷区の場合、8月15日に対象と見込まれる方へ「支給確認書」が郵送され、10月31日までに返送するか、オンライン申請をする流れです。
区が申請を受理してから3〜4週間で口座に給付金が振り込まれます。
期限が短く設定されているケースが多いため、遅れずに手続きを済ませましょう。