2.2 月5万円・想定利回り3.0%・15年間
<資産額推移>
- 55歳:323万円
- 60歳:699万円
- 65歳:1135万円
3. 30歳から積立投資を始めるメリット・デメリット
30歳といった若いうちから積立投資を始める主なメリットとデメリットについて解説します。
3.1 メリット:投資期間を長く確保できる
若いうちから積立投資を始めた場合、老後を迎えるまでの投資期間を長く確保できます。
投資期間が長いと複利効果が大きくなり、ドルコスト平均法によって価格変動リスクを軽減できるので、安定した運用成果が期待できます。
仮に、40~50歳代になってから大きなお金が必要になってしまった場合でも、その時点で10~20年の投資期間を確保できているので、途中で売却してもある程度まとまった金額を準備できる点もメリットです。
また、若いうちから投資経験を積むことで、資産運用に関する知識を身に付けられる可能性があります。お金の知識は何歳になっても重宝するので、若いうちから身に付けておいて損はありません。
3.2 デメリット:自己投資などに向けるお金が減る
積立投資にお金を回すことは悪いことではありませんが、その分自己投資や趣味・娯楽などに向けられるお金が少なくなります。
若いうちにしかできない経験もありますし、趣味や娯楽などに使うお金もないがしろにはできません。
あくまでも、人生における選択肢の1つとして「投資」があることを頭に入れておきましょう。
若いうちから始めれば投資期間を長く確保できるので、投資金額が少なくてもまとまったお金を準備できる可能性があります。そのため、生活に支障が出ない範囲で積立金額を設定することが大切です。