ラン活とは、小学校に進学する子どものランドセルを購入するための活動を略した言葉です。ラン活は、春から秋にかけて実施されます。

保護者や子どもの好みや趣向に合わせて、さまざまな種類のランドセルが販売されています。

では、ラン活をしている人は、ランドセルをいくらで購入しているのでしょうか。

今回は、ランドセルの費用の相場とラン活の実態について解説します。記事の後半では、小学生の学費も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

1. ラン活の実態調査

株式会社セイバンは、2024年6月6日に「ランドセル選びに関する調査」を実施しました。

ゴールデンウィーク明けまでにランドセルを購入した人は、全体の約35%となっています。

ゴールデンウィーク明けまでにランドセルを購入した人

ゴールデンウィーク明けまでにランドセルを購入した人

出所:株式会社セイバン「ランドセル選びに関する調査」

  • 未購入:65%
  • 購入済:65%

およそ3人に1人が、ゴールデンウィークより前に購入しています。

帰省や、夏休み明けに購入する世帯もあるので、ラン活のタイミングは各世帯の事情で異なるといえるでしょう。

1.1 ラン活を早くから始めるメリット

ラン活を早くから始めるメリットは、以下のとおりです。

  • 人気のメーカーのランドセルが手に入る
  • 発注後に生産するメーカーのランドセルが手に入る
  • 子どもの趣向に合う色や形状のランドセルが手に入る

特に、発注後にしか生産しないメーカーであれば、早くから予約しないといけない場合や、予約がすでにいっぱいで受注を断られる場合があります。

ランドセル選びにこだわりたいのであれば、早めの準備も心がけましょう。

次に、ランドセルで人気の色を男女別に確認します。男の子は、ブラック系の色が人気色でした。