年金生活者支援給付金とは？【年金額一覧】60代・70代・80代の「国民年金と厚生年金」平均月額を徹底比較日本の年金制度を理解して老後生活に備えよう

昨今は物価高の状況が続いており、低所得世帯ほど大きな影響を受けています。

年金生活者への給付金が行われる予定で、対象者には日本年金機構から給付金請求書が届きます。

これから年金を受給している方やこれから年金を受給する予定の方にとって、年金受給者がどの程度の金額を受給しているのか気になるものです。

今回は、年齢ごとの平均年金月額や年金生活者への給付金制度について解説します。

1. 国民年金の平均受給月額

厚生労働省の「令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、年齢ごとの国民年金の平均受給月額は以下のとおりでした。

年金制度の1階部分に当たる国民年金は、保険料が定額です。納付期間が同じであれば現役の頃の賃金に関係なく受給できる年金額も定額になるため、大きな差が生まれていません。

年金の繰上げ受給とは？

ただし、65歳より前に繰り上げ受給すると1カ月あたり0.4％の割合で減額されるため、やや低い水準となっています。