申請しないともらえない！年額「約6万円」の給付金が支給される年金生活者とは？【年金一覧表】60歳～89歳「厚生年金と国民年金」平均月額はいくらか一覧表でチェック！【最新ヒット見逃し配信】 新たに「年金生活者支援給付金」の対象となる方には9月頃に請求書送付

4. 厚生年金・国民年金の受給額に見られる個人差とは？

厚生年金・国民年金の月額ごとの受給者数は次のとおり。

4.1 厚生年金（老齢厚生年金）の受給額

〈全体〉平均年金月額：14万3973円

• 〈男性〉平均年金月額：16万3875円
• 〈女性〉平均年金月額：10万4878円

※国民年金の金額を含む

グラフを見ると、月額1万円未満～30万円以上と個人差が大きいことがわかります。

厚生年金への加入期間が短く、国民年金保険料の納付月数が少ないといったケースでは、平均を大きく下回ることになるでしょう。

4.2 国民年金（老齢基礎年金）の受給額

〈全体〉平均年金月額：5万6316円

• 〈男性〉平均年金月額：5万8798円
• 〈女性〉平均年金月額：5万4426円

国民年金は保険料が全員一律であるため、厚生年金ほどの個人差は生じません。

しかし、国民年金のみを受給する人の月額ボリュームゾーンは6万円台。年金収入だけで老後生活をカバーするのは難しいでしょう。

厚生年金・国民年金の個人差を確認してきましたが、年金収入を含む所得が少ない場合には給付金を受け取れる可能性があります。

どういう人が、いくら受給できるのかを次章で確認していきましょう。