2. 10万円給付の対象世帯「住民税非課税世帯」ってどんな世帯？
住民税非課税世帯とは、収入が低く「住民税が非課税である世帯」を指します。
住民税は、一定の所得に応じて課税される「均等割」と所得に応じて課税額が変わる「所得割」の2種類で構成されており、そのどちらも非課税の世帯が「住民税非課税世帯」となります。
なお、今回の10万円給付は、「均等割のみ課税されている世帯」も対象です。
住民税非課税世帯になる要件は自治体によって異なりますが、一例として東京都港区の場合は下記のように要件が記載されています。
【住民税非課税世帯の要件（東京都港区の場合）】
- 生活保護法の規定による生活扶助を受けている
- 障がい者、未成年者、寡婦またはひとり親で、前年の合計所得金額が135万円以下（給与所得者の場合、年収204万4000円未満）である
- 前年の合計所得金額が一定の所得以下
住民税非課税世帯では、前年の合計所得金額が要件の一つとなっており、具体的な収入目安は下記のとおりです。
【住民税非課税世帯の収入目安（東京都港区の場合）】
- アルバイトやパートの給与収入が100万円以下
- 65歳以上で年金受給のみの人は、年金収入が155万円以下
- 65歳未満で年金受給のみの人は、年金収入が105万円以下
上記は各自治体によって、要件が異なる可能性があるため、より詳しく知りたい場合は、お住まいの自治体ホームページまたは、地域の担当課へ確認することをおすすめします。
