1.2 【二人以上世帯】30歳代〜60歳代の「平均貯蓄額」
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和5年)」によると、二人以上世帯の各年代の平均貯蓄額は下記のとおりです。
【二人以上世帯 30歳代〜60歳代の平均貯蓄額】
- 30歳代:平均値601万円・中央値150万円
- 40歳代:平均値889万円・中央値220万円
- 50歳代:平均値1147万円・中央値300万円
- 60歳代:平均値2026万円・中央値700万円
二人以上世帯も、単身世帯と同様に中央値は1000万円に到達しておらず、60歳代でも700万円となっています。
ただし、単身世帯と比較すると、二人以上世帯のほうが貯蓄額が多い傾向にあります。
これは現代において、共働き世帯が増加傾向にあることから、単身世帯よりも貯蓄に回せる収入が多いことが考えられます。
なお、二人以上世帯においても平均値と中央値の差が大きく、貯蓄格差が顕著であることがわかります。
世帯状況に関係なく貯蓄格差が大きい現状がありますが、30歳代~60歳代の「貯蓄ゼロ」と「貯蓄2000万円以上」の割合はどのようになっているのでしょうか。
次章にて、30歳代~60歳代「貯蓄ゼロ・貯蓄2000万円以上」の割合を比較していきましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)