スタイリングの良さや利便性の高さから人気のあるSUV。それでも燃費への関心は高いものがあります。
特に人気が高いコンパクトクラスのSUVは、日常使いでの利用が多いことから、「燃費」が注目されており、1.5Lクラスを境にハイブリッド車と小排気量エンジン車に分かれています。
最も燃費が良いのはハイブリッドのSUV。価格が安くトータルでの支出が少ないのが小排気量エンジンのSUVとなります。
今回は燃費に焦点を当てたランキングのため、1位~3位は全てハイブリッド車となりました。
ここでは燃費がいいSUV3台の燃費対策とともに、その他の特徴もご紹介します。車選びのお役に立てれば幸いです。
1. 燃費がいいSUVベスト3
燃費がいいSUVベスト3の結果は次のようになりました。
1位:トヨタ ヤリスクロス 30.8km/L
2位:トヨタ ライズ/ダイハツ ロッキー 28.0km/L
3位:レクサス LBX 27.7km/L
1位のヤリスクロスと2位のライズは販売台数ランキングでも首位を争う人気のコンパクトSUV。3位のレクサスLBXは、新車価格460万からというプレミアムSUVであるにもかかわらず低燃費性能を誇っています。
2. 燃費がいいSUV【1位】トヨタ ヤリスクロスハイブリッド
トヨタのヤリスクロスは、低燃費性能を誇るコンパクトカーのヤリスとプラットフォーム及びパワーユニットが共通とすることで、現行車種の中で唯一WLTCモード燃費が30km/Lの大台を超えているSUVです。
【写真8枚中1枚目】トヨタ「ヤリスクロス」のエクステリア、2枚目/トヨタ「ヤリスクロス」は低燃費だけじゃない!アレンジで乗せる荷物に応じて多彩なアレンジが可能に《ラゲージルームを見る》1/8
出所:トヨタ公式画像
WLTCモード燃費が30km/Lを実現したのは、新世代ハイブリッドシステムを搭載したハイブリッド車。4WDのE-Fourであっても28.7km/Lという燃費を誇ります。
2.1 ヤリスクロス:燃費以外の特長は?
ヤリス譲りのコンパクトなボディサイズに加え、SUVながらもドライビングポジションを低い位置に設定してクルマのと一体感を大切にしました。
またラゲージでは、4:2:4分割可倒式リヤシートや、6:4分割アジャスタブルデッキボードによって、載せる荷物に応じて多彩なアレンジが可能です。
そしてハンズフリーパワーバックドアの設定もあり、使い勝手が良いのもヤリスクロス の特長です。
3. 燃費がいいSUV【2位】 トヨタ ライズ/ダイハツ ロッキー
ライズはトヨタの子会社であるダイハツの下で開発されました。ダイハツではロッキーとして販売され、ライズはダイハツからのOEM供給となっています。
28.0km/LのWLTC燃費を実現したのは、エンジンを発電専用として発電された電力を使ってモーターで走行するシリーズハイブリッド方式の「e-SMART」搭載車です。
「e-SMART」は、小排気量かつシンプルな構造とすることでコンパクトサイズを実現しており、1.2Lという小排気量のライズ/ロッキーにピッタリのハイブリッドシステムとなっています。
3.1 ライズ/ロッキー:燃費以外の特長は?
ライズにはロッキーという姉妹車が存在するのが特長といえます。
製造元となるダイハツから発売される姉妹車がロッキーです。
ライズとはフロントグリルやバンパーのデザインが異なっており、好みによって選択することも出来ます。ダイハツ製という事でロッキーもライズも安全装備は「スマートアシスト」となっています。
4. 燃費がいいSUV【3位】 レクサス LBX WLTCモード
レクサスLBXのパワーユニットは1.5L直列3気筒エンジンと、高い出力のバイポーラ型ニッケル水素電池を搭載した新開発のハイブリッドシステムです。
すぐれたレスポンスと加速感を味わえ、さらに、システム全体で高効率となるように制御することでWLTCモード燃費 27.7km/Lというすぐれた燃費性能も実現しています。
4.1 レクサスLBX:燃費以外の特長は?
レクサスLBXの特長は、大きなボディサイズではなくても存在感と上質さをあわせ持ち、カジュアルに使いたくなるコンパクトクロスオーバーSUVであること。
全長4190mmというレクサス最小のボディに、レクサスならではのプレミアムな空間と室の高い走りが、他のコンパクトカーと一線を画しています。
5. 【番外】クラス別SUV燃費ランキング
SUVの燃費ベスト3をご紹介しました。ご覧の通りコンパクトクラスのSUVが上位を占めています。
では、他のクラスはどうなのでしょうか。そこで、コンパクトクラスよりボディサイズも排気量も大きいミドルクラスSUVと軽SUVの燃費トップを見てみましょう。
ミドルクラスSUVの燃費トップは、トヨタの「クラウンクロスオーバー」でWLTCモード燃費 22.4km/Lでした。
トヨタの「ハリアー」やホンダの「ZR-V」を押さえて、ボディサイズの大きなクラウンがトップなのは意外でした。しかし、「ハリアー」や「ZR-V」とはコンマ数キロの差であり、他の車種も含めてほぼ同水準といえます。
軽SUVはモデル数が少ないのですが、スズキの「ハスラー」がWLTCモード燃費 25.0km/Lで2位のダイハツ「タフト」を圧倒しました。
軽自動車燃費ランキングでも上位を独占した、スズキのマイルドハイブリッドの勝利と言えるでしょう。
6. まとめにかえて
今回ご紹介した車種以外にも、低燃費に優れた車種があります。例えばマツダのCX-60は直列6気筒3.3Lディーゼルというビッグエンジンで、しかも4WDながらも、マイルドハイブリッドと組み合わせることで、21.1km/LというコンパクトSUV並みの低燃費を達成しています。このように様々な仕様を考慮して比べる必要があります。






