3. 役職ごとの平均賃金
厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」を参考に役職ごとの平均賃金を紹介します。
- 部長級:59万6000円(男性60万4100円・女性52万1000円)
- 課長級:49万800円(男性50万700円・女性43万800円)
- 係長級:37万800円(男性38万2300円・女性33万5900円)
- 非役職者:29万1100円(男性31万1900円・女性26万300円)
階級が一つ上がるごとに、平均賃金は約10万円増えるようなイメージです。
課長級の平均賃金は約50万円で、年収に換算すると約600万円となります。
しかし、先述したようにアンケート調査によると最もストレスがかかる役職は「課長級」でした。
収入が増えるメリットと、業務量が増えたり人間関係で苦労したりするデメリットを天秤にかけて、自分にとってよりよい選択をする必要があります。
年次主義の勤務先で働いている場合、本人が望んでいなくても課長級の役職に就くことがあります。
次の章では、その際の対処法について解説していきます。