40代投資家は、株式にいくら投資している?

株初心者必見データ

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「お金」のことは仲の良い友人や知人にも聞きにくいというのは皆さんお感じのことともいます。「自分と同年代の個人投資家はどのような資産運用しているのか?」というのは多くの人が気になるポイントでしょうか。

今回は2018年1月に発表された日本証券業協会による「個人投資家の証券投資に関する意識調査報告」をもとに「現在保有株式の時価総額」についてみていきましょう。つまりどれだけの金額を株式に投資しているかということです。

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詳細は、以下の分布データを見ていただきたいのですが、若い世代といっても株式に大きな資金を投資出来ている「投資勝ち組」も実際にはいます。

40代の個人投資家は株式をどの程度の金額を保有しているか

同調査では、株式や投資信託等の有価証券に投資をしている個人投資家を対象に調査をしたものです。また、その個人投資家の中でも今回は40代の株式投資をしている層にどの程度の金額(時価総額)を投資をしているかを調査しています。

40代といえば年齢的にもシニア世代と比べるとまだリスクをとれる資産運用ができそうですが、どうなのでしょうか。投資へ回せる資金も結婚し子育て中であれば十分に割り当てられないという世帯もあるでしょう。早速見ていきましょう。

  • 10万円未満:6.5%
  • 10~50万円未満:16.0%
  • 50~100万円未満:17.8%
  • 100~300万円未満:23.3%
  • 300~500万円未満:10.9%
  • 500~1000万円未満:12.1%
  • 1000~3000万円未満:9.1%
  • 3000~5000万円未満:2.5%
  • 5000万円以上:1.8%

40代の保有株式の時価総額の特徴とは

40代の個人投資家で株式に投資をしている層で見れば、500万円以上投資をしている層が25.5%と全体の約4分の1程度いることが分かります。また、1000万円から3000万円未満という層も10%弱おり、もしかすれば投資家によっては年収以上の金額を株式に投資をしている投資家もいるということが分かります。

また、全体的にはそれぞれの投資金額のレンジで見るとまんべんなく広がっており、たとえば、100から300万円未満でも23.3%とこちらも全体の約4分の1いることが分かります。投資家としてはスタートは小額ではじめても積み上げて資産を形成して「実りある貯蓄」になるのが理想的ですね。

【ご参考】日本証券業協会「個人投資家の証券投資に関する意識調査報告」について

日本証券業協会が2018年1月に発表をした「個人投資家の証券投資に関する意識調査報告」では、株式や投資信託といった有価証券投資をしている投資家の特徴について知ることができます。同調査は、全国の個人投資家(20歳以上)の合計5073人にアンケートを実施しています。株式、投資信託、公社債のいずれか、もしくは複数保有している層である既に投資家である人たちに行った調査です。同調査で特に興味深いのは世代別の調査結果ではないでしょうか。20~30代、40代、50代、60~64歳、65~69歳、70歳以上と世代別、また年齢別に調査結果を開示しています。「お金」の悩みや疑問はもちろん人それぞれです。職業や年収、家族構成、親の資産保有状況等によって異なってくるでしょうが、同世代が「お金」のことについてどのように考えているのかは皆さんが興味のある点ではないでしょうか。そうした点を知る上でも大規模な人数にあたった調査であり、また個人投資家の特徴を知る上で非常に有益だといえます。

青山 諭志

ニュースレター

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。