4. 「住民税非課税世帯」あてはまる所得目安はいくらか
「住民税非課税世帯」に該当する所得の目安は45万円でした。
この場合の収入はいくらになるのか、参考までに武蔵野市と大阪市のケースで確認してみましょう。
4.1 住民税非課税世帯に該当する年収（武蔵野市のケース）
東京都武蔵野市では、住民税非課税世帯に該当する年収として、以下の通りに提示されています。
【写真1枚目/全6枚】武蔵野市における住民税非課税世帯の年収条件。写真後半では「年代別の住民税非課税世帯の割合」を一覧表で比較
出所：武蔵野市「所得税は非課税でしたが住民税は課税になりました 非課税となる基準が異なりますか」
- 給与収入のみ：100万円
- 年金収入のみ（65歳以上）：155万円
- 年金収入のみ（64歳以下）：105万円
4.2 住民税非課税世帯に該当する年収（大阪市のケース）
続いて、大阪市での年収目安は以下のとおりです。
- 給与収入で扶養親族なしの場合は100万円以下
- 65歳以上の年金受給者で扶養親族なしの場合は155万円以下
- 64歳未満の年金受給者で扶養親族なしの場合は105万円以下
どちらも所得45万円の目安として、給与所得者の場合の年収目安が100万円とされています。
退職の時期などで無職の期間が長かった場合などに、一時的に住民税非課税世帯となる会社員の方もいます。
また、年金受給者の場合は目安となる年収があがることから、高齢者世帯の方が該当しやすいことがわかります。
次章にて、年代別の住民税非課税世帯の割合も確認してみましょう。
