厚生労働省の「令和5年 人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、出生数は72万7277人で、前年の77万759人より4万3482人減少し、出生率(人口千対)は6.0で、前年の6.3より低下しました。
未婚率の増加だけではなく、結婚後も経済的な事情などで子どもをたくさん作れないという状況もあるのかもしれません。
せっかくなら「自分の子供に色々な経験をさせたい」という方もいるのではないでしょうか。
株式会社イオレが2023年4月21日に公表した調査によると、子供の習い事にかかる月額費用は「1万~1万5千円」が21.5%と最も多いという結果となり、8割を超える保護者が子供に習い事をさせていることが分かりました。
習い事の一環としてダンスや歌、芸などを習わせてみたいと考える親もいるでしょう。
今回は赤ちゃんのうちから所属できるテアトルアカデミーについて、入所条件や費用について見ていきます。
記事の後半では子育てにかかる費用についても紹介していますので、合わせてご確認ください。
1. テアトルアカデミーとは?
テアトルアカデミーとは芸能事務所およびタレント養成所です。
主に子役、俳優、声優、モデルなどのタレントを育成し、芸能活動のマネジメントを行っており、特に子役の育成に力を入れているため、多くの子役タレントがこの養成所からデビューしています。
また、全国に複数の校舎があるため、自宅から知覚の校舎で演技やダンス、歌などのレッスンを通じて、芸能界で活躍するためのスキルを磨くことができます。
2. テアトルアカデミーにかかる費用
テアトルアカデミーに入所するには、どれくらいの費用が掛かるのでしょうか。今回は例として東京校のベビー部門、キッズ部門に在籍する場合をそれぞれ見ていきます。
2.1 東京校・ベビー部門
〈21万4500円コース〉
入所費用
- 入所金:13万7500円
- 教育充実費:7万7000円
- 在籍維持費(月額):3300円
※在籍維持費は3か月分前納制です。
〈29万7000円コース〉
入所費用
- 入所金:13万7500円
- 教育充実費:15万9500円
※入所からキッズ部門定期レッスン開始前までの在籍維持費が免除になります。
2.2 東京校・キッズ部門(税込)
入所費用
- 入所金:13万7500円
- 教育充実費:15万9500円
- 月謝:1万9800円
※月謝は3か月分前納の場合の金額です。
今回は東京校のベビー部門とキッズ部門の費用について記載しました。
テアトルアカデミーには他の部門やコースもあり、また学校によっても費用が異なる場合があることには注意しておきましょう。
3. 子供が高校生になるまでにかかる費用はいくら?
何かとお金がかかると言われている子育ての費用ですが、実際にどれくらいかかるのかについて、ここでは高校生までにかかる費用を見ていきます。
文部科学省の「令和3年度子供の学習費調査」によると、公立、私立それぞれの学習費用の総額は以下のようになりました。
3.1 学年(年齢)別の学習費総額(公立)
〈幼稚園〉
- 3歳:13万3353円
- 4歳:14万838円
- 5歳:19万8555円
〈小学校〉
- 第1学年:37万9539円
- 第2学年:28万3211円
- 第3学年:31万5794円
- 第4学年:32万9198円
- 第5学年:38万774円
- 第6学年:42万3506円
〈中学校〉
- 第1学年:53万1544円
- 第2学年:44万3848円
- 第3学年:64万925円
〈高等学校(全日制)〉
- 第1学年:62万9459円
- 第2学年:45万7895円
- 第3学年:45万5762円
3.2 学年(年齢)別の学習費総額(私立)
〈幼稚園〉
- 3歳:30万9170円
- 4歳:27万6125円
- 5歳:33万9341円
〈小学校〉
- 第1学年:213万6449円
- 第2学年:140万2725円
- 第3学年:151万9595円
- 第4学年:159万2088円
- 第5学年:168万3972円
- 第6学年:166万4831円
〈中学校〉
- 第1学年:180万6991円
- 第2学年:121万8559円
- 第3学年:127万8255円
〈高等学校(全日制)〉
- 第1学年:127万6978円
- 第2学年:94万1873円
- 第3学年:93万7550円
私立学校を選ぶと、入学費用や授業料などの教育費が年間で数十万円から数百万円かかることがあります。
公立を選択した場合でも、年間でかかる費用は数十万円となっており、教育費にあてる費用負担が大きいことがわかります。
また、この費用額には学習塾や習い事といった課外活動の費用は含まれていませんので、実質的な負担額はもっと多くなると考えられます。
このように、子どもの教育費が多くの家庭にとって大きな経済的負担となっており、世帯年収が平均より高くても「生活が苦しい」と感じる家庭が少なくありません。
4. 2024年10月から児童手当が拡充へ
2024年10月から子育て支援政策の一環として、児童手当制度が変更されます。拡充内容については以下の通りです。
- 所得制限の撤廃
- 支給期間を中学生から高校生年代まで
- 第3子以降の支給額が3万円に
- 支払月を年3回から年6回に増加
支給期間が延長されたことで、子育て世帯にとって長期的な経済支援ができる制度になりました。
特に低所得世帯や中所得世帯にとっては子どもの養育費や教育費の負担を軽減する重要な助けとなるのではないでしょうか。
5. まとめにかえて
テアトルアカデミーに子どもを所属させる場合、ベビー部門では年間約30万円、キッズ部門では年間約50万円という費用になります。
もし赤ちゃんのうちから通わせることになった場合には、所属にかかる費用とともに学費も用意できるか、またどこから費用を捻出するのかについてきちんと計画を立てておく必要がありそうですね。
先取り貯蓄や積立投資など、将来に向けて今できることから始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- THEATRE ACADEMY「入所費」
- 株式会社イオレ「2023年版「子どもの習い事に関するアンケート」公開」
- 文部科学省「令和3年度子供の学習費調査」
- こども家庭庁「児童手当制度のご案内」
- 厚生労働省の「令和5年 人口動態統計月報年計(概数)の概況」
中本 智恵