1. 日経平均は3日ぶりに反落
2026年10月2日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日比647円26銭安の6万8309円46銭でした。3日ぶりに反落です。1日までの2日間で3400円あまり上昇していたことから過熱感もあり、戻り待ちや利益確定目的の売りが出やすい局面でした。
ただ、自動車などバリュー株の物色にはつながっておらず、トヨタ自動車やホンダは下げました。ファーストリテイリングも売られました。同日夜には9月の米雇用統計の発表を控えていたことから積極的な売買にはつながりませんでした。。
AI・半導体関連株は高安まちまちといったところ。ソフトバンクグループや東京エレクトロンなど前日に上昇した銘柄は利益確定売りも出て下げました。両銘柄で日経平均を550円超押し下げました。一方で、アドバンテスト、イビデン、フジクラは上昇しました。
今週、日経平均はどのような動きになるでしょうか。2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、終値は前日比250ドル40セント高の5万1176ドル96セントでした。同日朝に発表された9月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比2万9000人増と、市場予想(8万4000人増)を下回りました。失業率も4.2%と、市場予想(4.1%)より高い結果となりました。堅調な米雇用環境が確認されれば、足元では後退していた利上げ観測が再び強まるところでしたが、この結果を受けて、投資家の間に、10月会合では利上げを見送るという見方が広がり買い安心感につながりました。
画像処理半導体(GPU)のエヌビディアが5月に付けた最高値を更新したほか、マイクロソフトなど超大型テック株も上昇しました。日本株も週初から底堅い展開になることが期待されます。AI・半導体関連銘柄も物色されそうです。
5日は半導体株の比重が大きい韓国市場のほか、中国市場(上海・深セン)が休場となります。海外短期筋の資金が日本株に集中するようなら日経平均も上値を狙う展開になるでしょう。再度の7万円台の大台も視野に入ってきます。
日経平均株価推移1/2
出所:LIMO編集部作成