岸田総理は秋ごろに給付金を検討か【老齢年金一覧表】60歳代、70歳代、80歳代「国民年金&厚生年金」の平均月額はいくら?
今知っておきたい日本の年金制度のキホン
umaruchan4678/shutterstock.com
岸田総理は、2024年6月21日に行われた記者会見で低所得世帯や年金生活世帯などを対象とした追加給付金の支給を検討していると明言していました。
支給時期は秋ごろを目途としていたため、「もうそろそろ追加給付金を受け取れるかな?」と心待ちにしている年金生活者の方は少なくないよう。
特に、少ない年金で老後の生活をおくっている高齢者の追加給付金への注目度は高いようです。
ちなみに、私たちが将来受け取れる年金額は現役時代の収入の約6割と言われており、老後は生活費を切り詰めて生活しているという高齢者は意外と多いもの。
確かに、現役世代の私たちでも老後の年金収入は現在の収入の6割ほどだよと言われたら、老後の生活に対して強く不安を感じてしまいます。
では、実際に今のシニアが受け取れている年金受給額はどのくらいなのでしょう?
今回は、現役シニアの年金事情を見ていきながら将来の年金生活への備えの必要性について考えていきます。
1. 日本の年金制度のキホン
日本の公的年金制度は「国民皆年金」であり、日本に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入する義務があります。
1.1 国民年金(1階部分:基礎年金)
- 原則、日本国内に住む20歳以上60歳未満の全員に加入義務がある
- 保険料は一律(年度ごとに改定あり)※2024年度は月額1万6980円
- 保険料の納付期間に応じて将来もらえる年金額が決まる※2024年度の満額は月額6万8000円
1.2 厚生年金(2階部分)
- 公務員やサラリーマンなどが国民年金に上乗せして加入する
- 毎月の給与や賞与などの報酬に応じた保険料を支払う(上限あり)
- 加入期間や保険料の納付額に応じて計算され、国民年金に上乗せして支給される
次章からは「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに、国民年金と厚生年金(国民年金を含む)の平均月額を確認しましょう。
著者
一種外務員資格(証券外務員一種)、保険募集人資格などを保有。福岡女学院大学人文学部英語学科卒業後、日本郵便株式会社にてリテール営業に従事。投資信託や生命保険の販売では商品分析を得意とし、豊富な商品知識を持つ。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、Instagramを中心に、SNSにて資産運用のはじめ方や資産形成のコツについて積極的に情報発信をしている。はたらく世代のお金の悩みに徹底的に寄り添う姿勢で顧客からの信頼も厚く、Yahoo!ニュース経済カテゴリーでアクセスランキング1位なども達成。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元銀行員/金融ライター
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)保有。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて主にリテール営業に従事した。とくに銀行では国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険、住宅ローンなどの販売に携わり、全国表彰歴あり。金融機関勤務後は経験を活かし、株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチ(旧:株式会社ナビゲータープラットフォーム)に入社。
現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローン、為替相場、株式投資などを中心に記事の企画・執筆・編集・監修をおこなっている。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。(2025年8月25日更新)