秋ガーデン向けの花苗が、園芸店やホームセンターに出回る季節になりました。

夏に思う存分ガーデニングを楽しめなかった人も、ぜひ秋以降に育てる花々を探してみましょう。

そこで今回は、この秋に植えたい、手間いらずの多年草と宿根草について参考価格とともに紹介します。さっそくみていきましょう。

1. 【ガーデニング豆知識】多年草・宿根草の違いは?

【写真1枚目/全7枚】多年草・宿根草ってどんな植物?2枚目以降では「この秋植えたい手間いらずの多年草・宿根草」を紹介します!1/7

多年草・宿根草ってどんな植物?

出所:LIMO編集部作成

生育サイクルが一年草や二年草と異なり、一度植えたら数年間は生育するタイプの植物は多年草や宿根草に分類されます。なかには10年以上生育し続ける植物もあり、季節が巡る様子を感じながら、毎年開花を楽しめます。

多年草のなかでも、冬は葉を枯らして地上部が無くなる植物をとくに宿根草と呼び、多年草と区別する場合もあります。

多年草と宿根草は華やかな一年草とは異なり、控えめながらも趣のある花を咲かせる品種が多いのも特徴のひとつです。世界中のガーデナーから愛され、宿根草をメインに植えるガーデンなども人気です。

次では、この秋植えたい「手間いらずの多年草・宿根草」をひとつひとつ紹介していきます。もうすぐやってくる秋のガーデニングシーズン。お気に入りを見つけてお庭に迎えてみませんか?

2. この秋植えたい!手間いらずの多年草・宿根草6選

2.1 シュウメイギク

ひとつの花に濃いピンク・薄いピンクが混じる「シュウメイギク・ダイアナ」2/7

ひとつの花に濃いピンク・薄いピンクが混じる「シュウメイギク・ダイアナ」

billysfam/shutterstock.com

秋に開花するシュウメイギクは、植えっぱなしでも毎年開花する多年草です。ピンクやホワイトの花が可愛らしく、八重咲きの品種は、とくに豪華な印象です。

人気の「ダイアナ」は、ひとつの花にピンク色が濃い花弁、薄い花弁が混ざる2色咲きの品種。ポップな印象で、秋ガーデンを明るく彩ります。

※参考価格:400~700円前後(3号ポット苗)

2.2 エキナセア

傘のような花弁がユニークな「エキナセア」3/7

傘のような花弁がユニークな「エキナセア」

Kabar/shutterstock.com

中心部がイガグリのように盛り上がり、まるで傘のような花弁がユニークなエキナセア。開花は夏までですが、苗の植え付けの適期は春と秋です。お気に入りの品種があれば、秋に植え付けましょう。

冬は地上部が枯れてしまいますが、春になると芽吹き葉が展開します。枯れてしまったわけではないので、春まで様子を見ましょう。

※参考価格:600円前後(3号ポット苗)

2.3 アジュガ

大人っぽい葉色がシックな秋ガーデンにぴったりの「アジュガ」4/7

大人っぽい葉色がシックな秋ガーデンにぴったりの「アジュガ」

simona pavan/shutterstock.com

グランドカバーにもおすすめのアジュガは、葉色が大変美しい多年草です。大人っぽい葉色が印象的で、シックな秋ガーデンにもぴったりです。

常緑の葉は冬も枯れず、花が少なくなったガーデンに彩りを添えます。半日陰が生育場所に適しており、シェードガーデンにもおすすめです。

※参考価格:500円前後(3号ポット苗)

2.4 ヒアシンソイデス

釣鐘型の花が可憐な「ヒアシンソイデス」5/7

釣鐘型の花が可憐な「ヒアシンソイデス」

Victoria Sharratt/shutterstock.com

球根植物のヒアシンソイデスは、パープルやブルー、ピンクの釣鐘型の花を咲かせる宿根草です。以前はシラーと呼ばれており、「シラー・カンパニュラータ」として出回っていることもあります。

開花期は春で、秋から冬が球根の植え付け適期になります。草丈が高く、茎にたくさんの花が咲く様子が豪華です。

※参考価格:100円前後(1球)

2.5 スイセン

ガーデニング初心者でも育てやすい「スイセン」6/7

ガーデニング初心者でも育てやすい「スイセン」

S.O.E/shutterstock.com

冬から早春にかけて開花するスイセンも、秋が植え付け適期の植物です。スイセンは植えっぱなしでも毎年開花する丈夫な性質。ガーデニング初心者も育てやすいでしょう。

近年は品種改良が盛んで、花色はイエローやホワイトが中心ですが、花の形や草丈が大変豊富です。ミニスイセンなどはムスカリやクロッカスなどとも好相性です。

※参考価格:200円前後(3号ポット苗)

2.6 モナルダ

燃え上がる炎のような花が印象的な「モナルダ」7/7

燃え上がる炎のような花が印象的な「モナルダ」

Chamomile_Olya/shutterstock.com

夏に開花するモナルダは、春と秋が植え付け適期の宿根草です。燃え上がる炎のような花が夏ガーデンにぴったりで、情熱的なレッドカラーの他、ホワイトやピンク、パープルの花色があります。

夏の暑さにも負けずに開花するので、地植えにする場合は日当たりが良く、水はけのよい場所を選んで育てましょう。冬は地上部が無くなります。

※参考価格:400~700円前後(3号ポット苗)

3. まとめにかえて

今回は、この秋に植えたい、手間いらずの多年草と宿根草について紹介しました。

多年草や宿根草は、一年草と比較すると、植え替えの手間がなく、とくに地植えにすると水やりの頻度も減らすことができます。

鉢植えの場合は、土が乾燥すると水を与える必要があるので、冬も必要に応じて水やりをしましょう。夏のように毎日与える必要はありません。

手間いらずと言っても、生きている植物を育てる以上、最低限のお世話は必要です。上手に育てて、秋以降のガーデニングを楽しんでくださいね。

LIMO編集部