3. ばらまきOK!8月下旬に種まきできる野菜2選

3.1 チンゲンサイ

中華料理の定番野菜「チンゲンサイ」

収穫期を迎えたたくさんのチンゲンサイ

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シャキシャキ触感が楽しいチンゲンサイは、さまざまな料理で活躍してくれる便利な野菜。とくに中華料理と相性抜群です。

自宅で育てるメリットは、食べる直前に収穫して、葉までシャキシャキな食感を味わえること。ぜひ、お店では買えない新鮮なチンゲンサイを味わってみてください。

種まき後は、薄く土を被せましょう。種まきから50日前後経過し、根元が太り、葉が肉厚になったら収穫できます。暑くても涼しくても育てられる、丈夫な野菜です。

※参考価格:100~700円前後(種1袋)

3.2 ミックスリーフ

いろいろな葉物野菜を同時に楽しめる「ミックスリーフ」

畑で育つ、緑や赤の葉が混ざったミックスレタス

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ミックスリーフ、レタスミックス、サラダミックスなど、葉物野菜のタネが数種類入ったものは、さまざまな野菜が同時に育つため、夏から秋のサラダに活躍します。どんな野菜が入っているのか確認して、好みに合わせて購入しましょう。

ミックスリーフに入っている野菜は、ベビーリーフとして育てることもでき、この場合は短期間で収穫可能です。小さいうちに収穫し、やわらかい葉を楽しむのもよし。大きく育ててからたっぷり味わうのもよし。さまざまな楽しみ方ができますよ。

暑すぎると育ちにくいので、寒冷地以外の屋外では白い寒冷紗等で少し遮光しながら育てましょう。また、涼しくなるまでは室内の日当たりのよい場所でプランター栽培をしたり、市販の水耕栽培キットを使ったりすると、より育てやすくなります。

※参考価格:100~500円前後(タネ1袋)

4. 楽ちん秋ガーデンの準備、さあ始めよう!

8月下旬に種まきできる、ばらまきOKの花や野菜5選をご紹介しました。育ててみたい植物はありましたか?

種まき後、本葉が出るころまでは土を乾燥させないように育て、本葉が出てからは葉がふれあわない程度に間引きながら育てましょう。野菜の間引き苗はおいしくいただけますよ。

種をばらまくメリットは、作業が楽なことに加え、ナチュラルな雰囲気で育つこと。自然に近い雰囲気を、お庭で再現することができます。

今回ご紹介した植物はすべてプランターでも育てられるため、ベランダなどでも挑戦してみてくださいね。

鈴森 真樹