2. ばらまきOK!8月下旬に種まきできる花3選
2.1 ケイトウ
個性的なもふもふ触感の花が楽しいケイトウは、品種が多く、花色や花形のバリエーションがとても豊富。種をばらまきするなら「フサゲイトウ」や「ノゲイトウ(セロシア)」など、花の小さめな品種がおすすめです。
ケイトウの種をばらまいて育てるだけで、花壇が秋らしい雰囲気になりますよ。咲いてから時間がたっても色あせにくいので、収穫して切り花やドライフラワーとしても楽しめるお花です。
暑さに強いため、真夏に種まきできる花。種に光が当たると発芽しづらいため、ばらまき後は種が隠れるように土をかぶせましょう。肥料や花がら摘みはあまり必要なく、育てやすい植物です。
※参考価格:200~500円前後(タネ1袋)
2.2 コスモス
秋を代表する花、コスモス。小学校の花壇で育てた経験がある方も多いのではないでしょうか。近年ではさまざまな品種が販売されていて、定番のピンク一重咲きのほか、白花や黄花、八重咲などバリエーション豊富です。
草丈が高い品種が多く、風に揺れる姿が素敵なので、花壇の主役や背景におすすめ。秋らしくすがすがしい、ナチュラル花壇になりますよ。
品種によって発芽適温が少し異なるため、夏まきに適したタネを選んでください。種まき後は軽く土をかけ、乾燥に注意して育てましょう。花が咲いたらこまめに花がら摘みをすると、長く花を楽しめますよ。
※参考価格:100~600円前後(タネ1袋)
2.3 パンジー・ビオラ
冬花壇で大活躍するパンジーやビオラも品種が豊富。どんな花を植えようかと迷いながら選ぶのも楽しいですよね。
お気に入りの品種をいくつか選んで、タネをそれぞれ少しずつ、パラパラまいておくと、パンジーやビオラだけでもカラフルでナチュラルな秋冬花壇が完成します。
パンジーやビオラは暑すぎると発芽しづらいため、関東以南で8月中に種まきする場合は、種まき後に寒冷紗等で遮光するとよいでしょう。9月中旬以降に種まきすると、より育てやすくなりますが、開花が始まるのは冬になります。
開花中はこまめに花がら摘みをし、肥料を定期的に適量与えながら育てると、長く花を楽しめます。
※参考価格:150~500円前後(タネ1袋)