一見関係なさそうに見えるかもしれませんんが、太りやすい生活はお金が出ていってしまう生活です。太る生活というのは、本来必要なカロリーを超えた余剰なカロリーを摂取したり、運動不足で消費カロリーが減ったりすることで生じるわけですよね。

たとえば、3食のごはん以外におやつや甘い飲み物を買って摂取することは、余剰なカロリーを摂取することと同じ。また、歩ける距離なのにタクシーを使うのも、運動量と消費カロリーを減らすことと同じ。こうしているうちに、どんどん太るしお金がなくなるという二重苦に陥るのです。

ということで、健康にいいことを心がけるようにしてください。おやつ制度は廃止、甘い飲み物を控え、タクシーを使わず歩くことはもちろん、自販機でジュースを買わないこと。そして、カフェラテより緑茶を選ぶ。こうした些細なことが健康にもつながりますし、無駄遣い防止にもなります。

ちなみに、病気になるということ自体もかなりの不経済で、治療費がかかるうえに思うように働けず、給料が下がったりしてしまって弱り目に祟り目というわけです。まずは自分の健康に良さそうな行動を心がけてみてはいかがでしょうか。

目的なしに買い物へ行くのをやめる

絶対にやめてほしいのが、目的なしに買い物へ行くことです。きちんとした目的がないままに、買い物へ出かけるとどうなるでしょうか。

気の赴くままに店内をふらふらして、何かほしいと思いそうなものを見つけようと歩きまわってしまい、見つかるまでふらふらしてついに何かを見つけると「コレだ!」と思って買ってしまいます。これって、まさに時間とお金の無駄遣いですよね。

買い物へ行くときは、目的のないままウィンドウショッピングへ繰り出すのではなく、目的を明確にしてから出かけるようにしましょう。目的がないときは出かけないとはっきり心に決めておいてください。目的と手段を取り違えると大変なことになります。まずは自分の意識から変えていきましょう。

まとめ

いかがでしたか。無駄遣いが習慣化してしまうと、それを直すのはなかなか難しいもの。一度贅沢に慣れてしまうと、どうしても生活水準を落とすことができなくなりますし、落とせたとしても多大なストレス負荷がかかります。

そうならないためにも、まずは無駄遣いを習慣化させないことが重要です。たまにご褒美で、というのはいいですが、それが毎日にならないように注意してくださいね。

大塚 ちえ