「ポロイチ」の愛称で親しまれるサンヨー食品「サッポロ一番」は、今年5月に高級版となる「サッポロ一番 プレミアムリッチ」を発売しました。カップラーメンのみならず即席袋麺にも高級化の波は広がっています。

そんな即席ラーメンの歴史は、1958年8月25日に世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」が日清食品から発売されたことから始まります。今回LIMOでは、8月25日「即席ラーメンの日」に伴い、気になるランキングや数字について調査しましたのでご紹介します。

1. 【インスタントラーメンの生みの親】安藤百福の発明

日清食品の創業者である安藤百福氏が、世界初のインスタントラーメンやカップラーメンを生み出したことは有名です。戦後の闇市、ラーメン屋台で麺をすする人々をみて家庭でいつでも手軽に食べられるラーメンがあれば!」と思ったことが、後の大発見に繋がります。

1.1 世界初「3つのラーメン」

安藤百福氏が世界で初めて開発したラーメンは、

  • 1958年 世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」(安藤氏 48歳)
  • 1971年 世界初のカップめん「カップヌードル」(安藤氏 61歳)
  • 2005年 世界初の宇宙食ラーメン「スペース・ラム」(安藤氏 95歳)

いずれもお湯を注ぐだけ(「スペース・ラム」は、スペースシャトル内でも給湯可能な70℃のお湯で湯戻しが可能)で、ラーメンが食べられるという画期的な発明です。