2.2 専業主婦の妻がもらう年金の手取りはいくらか
国民年金のみを受給する専業主婦の妻がもらう年金の手取り額は次のとおりです。
- 額面 年81万6000円
- 所得税 年0円
- 住民税 年0円
- 国民健康保険料 年2万円
- 介護保険料 年2万6000円
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手取り 年77万1000円(月6万4000円)
81万6000円ー2万円(国民健康保険料)ー2万6000円(介護保険料)
*各数値計算時の端数処理の関係で計算結果が一部一致していません
夫の手取りは月15万2000円、妻の手取りは月6万4000円で、合計で月21万6000円です。
額面月23万482円から、約1万4000円の税金と社会保険料が天引きされています。
やはり、給与と同様に決して無視できない金額の税金と社会保険料が老後の年金からも差し引かれます。家計の収支を考える際には、額面ではなく手取りで考えることが重要です。
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、フリーランスとして保険や投資、税金などのお金に関する記事の執筆や個別相談・ライフプランニングの作成・実行支援を行っている。