3. 老後に向けていまからできる資産形成とは?

老後に向けては、次のような方法を活用して資産形成を進めていきましょう。

  • 一定額を貯金する
  • 新NISA
  • iDeCo

まずは、一定額を毎月預金に回すことから始めましょう。

預金はほとんど金利が付かない半面、資産が減るリスクが限定的であるため、資金を回していけば、高い確率で着実に資産を増やしていけます。

さらに資産の拡大ペースを加速させるならNISAを活用しましょう。

NISAは、一定の投資額まで、投資収益に対する税金が非課税となる制度です。

NISA対象商品の中には、特定の市場指数に連動するように運用させるインデックス投資信託等は、毎月少額から低コストで投資できます。

証券会社に口座開設をすれば投資を始めるのも難しくないので、初心者にもおすすめの資産運用法といえるでしょう。

iDeCoは確定拠出年金制度のひとつで、自身の判断で資金を拠出して、さらに金融機関が指定するラインナップの中から資産配分を決められる制度です。

蓄積した資産は、老後に一時金か年金として受け取れるため、老後の収支補填ができます。

毎月銀行口座から天引きされ、さらに60歳までは引き出せないため、老後の資産形成に適した手法といえるでしょう。

参考資料

中本 智恵