2024年8月は、ほとんどの都道府県で後期高齢者医療保険の保険証が更新される月です。

健康保険証は、マイナンバーカードと一体化するため、紙の保険証は12月で廃止となります。

では、紙の保険証が廃止された後、病院の診察はどうなるのでしょうか。

今回は、紙の保険証が廃止された後の受診手続きをどのように実施するのか解説します。

記事の後半では、後期高齢者医療保険にまつわるニュースもあわせて解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

1. 後期高齢者医療保険の紙の保険証は廃止

後期高齢者医療保険について、廃止されるタイミングや廃止後の診察をどのように手続きする必要があるか解説します。

1.1 紙の保険証はいつ廃止?

紙の保険証は、12月2日に廃止されます。

ただし、廃止といっても新たな保険証の発行を廃止するだけなので、紙の保険証も継続して利用可能です。

後期高齢の場合、2024年8月1日に交付される保険証は、2025年7月31日までが有効期限となります。