2. マイナ保険証と資格確認書の受診料

2024年12月以降、マイナ保険証の利用の有無で医療費の窓口負担は変わりません。

2024年12月以降の「医療情報取得加算」について

2024年12月以降の「医療情報取得加算」について

出所:厚生労働省「医療DX推進体制整備加算・医療情報取得加算の見直しについて」

しかし負担が変わらないためには、病院や診療所の施設がオンライン資格確認を導入し、質の高い診療体制を備えている必要があります。

また、現行制度では紙の保険証を利用している場合、窓口負担が高くなっています。

2024年6月~11月の「医療情報取得加算」について

2024年6月~11月の「医療情報取得加算」について

出所:厚生労働省「医療DX推進体制整備加算・医療情報取得加算の見直しについて」

窓口負担を差別化している理由は、マイナ保険証の利用促進を図るためです。

12月2日に保険証が廃止される予定のため、今のうちにマイナ保険証を利用する人を増やしたい狙いがあります。

では、実際にマイナ保険証を利用している人の割合がどれくらいか確認しましょう。