4. 【育児中の働き方】正社員で働くメリット・デメリットとは?
次に、育児中に正社員で働くメリット・デメリットを見てみましょう。
4.1 メリット1. 給与やキャリアが安定している
正社員のメリットは給与がパートに比べると多く、安定している点です。
また、正社員のキャリアが築けるため、キャリア的にも安定しやすいでしょう。
4.2 メリット2.万が一に備えられる
2020年代に入ってから、コロナ禍による経済や雇用への影響が起きたり、また個人で見てもリストラや病気、離婚などいつ何が起こるかは誰しも分からず、万が一のことが起こる可能性は誰しもあります。
そのような場合でも、正社員であれば比較的安定しており、万が一のことがあっても対応しやすいと思えるでしょう。
4.3 デメリット1.子どもとの時間が少ない
フルタイムで働くと子どもと一緒にいる時間は減ります。
特に平日は一緒に遊ぶ時間があまりとれない、満足に育児や家事ができないときが出るような悩みは抱えやすいでしょう。
4.4 デメリット2.心身の余裕が保ちにくい
フルタイムで働きながら育児・家事を両立すると、子どもが小さい間は時間に追われがちです。
帰宅後に夕食、洗い物、お風呂、寝かしつけとバタバタする日々で、疲れてしまい余裕も保ちにくくなるときがあるでしょう。
5. 時代は変わりゆく。自分に合った選択を
一昔前は専業主婦が主流でしたが、その時代も2000年前後に終わり、ここ20年超は共働きが主流となっています。
今回確認したように、共働き世帯もパートが主流でしたが、正社員の割合が増えており2023年は3ポイント差までになりました。
時代は変わりゆくものですが、どのような働き方、生き方が合っているかは人それぞれ。
人生は一度ですから、長い目で見てご自身に合った選択をしてくださいね。
参考資料
宮野 茉莉子