2. 【働く母】過去9年間で最多の77.8%へ。正社員とパートの割合は?
パートの社会保険適用拡大を受け、育児中の働き方を考え直す方もいるのではないでしょうか。
厚生労働省「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」によれば、18歳未満の子がいる母で働く母は77.8%と過去9年間で最多へ。
その内訳をみると以下の通り。
2.1 働く母の割合
- 正規の職員・従業員:32.4%
- 非正規の職員・従業員:35.5%
- その他:9.9%
正規雇用と非正規雇用の差は約3ポイントとなっており、両方ともおよそおよそ3割強となっています。
正規雇用の推移をみると2021年に29.6%、2022年30.4%、2023年に32.4%と増えており、育児中の働き方は非正規雇用が多い印象でしたが、確実に正規雇用も増えているのがわかります。
仕事と育児の両立は大変ですが、だんだんと女性も働きながら子育てをする環境が整いはじめており、正規雇用で働き続ける人も増えていると考えられます。