1.2 タンス預金の用途

また、タンス預金の目的については「万が一に備えたい」と答えた人が72.0%となっており、ほとんどの人が突然の出費や不測の事態への備えを目的としていることが分かります。

  • 万が一に備えたい:73%
  • 自分の趣味や娯楽に使いたい:32%
  • 老後(将来)に備えたい:5.6%
  • 国に把握されたくない:3.2%
  • 家族や子供に資産を残したい:1.6%
  • その他:0.8%
  • 特に用途はない:12.8%

7月3日には新紙幣が発行されましたが、古い紙幣のままでタンス預金することに問題はあるのでしょうか。

2. 古い紙幣のままでタンス預金することに問題はある?

旧紙幣で保管していたタンス預金であっても、あわてて新紙幣への両替に持っていく必要はありません。

日本銀行はこれまで定期的に紙幣のデザインを変更していますが、法的に特別な措置が取られない限りは旧紙幣もそのまま使い続けることができます。

たとえば、1986年に発行が停止された聖徳太子の一万円札は、現在も紙幣として使うことが認められています。

そのため、旧紙幣でのタンス預金についてもそのまま保管することには何も問題がないといえます。