2. 定額減税しきれないケースとは?

定額減税しきれないケールというのは、納めている所得税に対して減税額が多いケースです。

例えば、4人家族(妻+子ども2人)の内1人が所得税10万円の納税者の場合、定額減税しきれない2万円分が調整給付金として支払われることになります。

給付額の算定は2023年分の課税状況を基に行われ、1万円単位で切り上げた金額が調整給付金として支給されます。

なお、2023年分の所得税に比べて2024年分の所得税が減少した場合は、2024年分の所得税が確定した後に追加の給付金を支給する場合もあるとのことです。

3. 調整給付金を受け取るための手続きは必要?

各自治体の申請方法を見てみると、マイナンバーカードに公金受取口座を登録している場合は、手続き不要で振り込まれるケースが多いようです。

しかし、公金受取口座を設定していない方については、各自治体から郵送される書類に必要事項を記入し、返送する必要があるとのこと(オンライン申請や窓口申請が可能な自治体も)。

調整給付金の受け取りについては、自治体によって手続きが異なります。必ずお住まいの地域の自治体が公表する情報を確認しましょう。