ソフトバンクGが急反落!日経平均株価は3日ぶり反落

【東京株式市場】 2018年6月22日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日ぶり反落、一時▲278円安も底堅さ見せる

2018年6月22日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,516円(▲176円、▲0.8%) 3日ぶり反落
  • TOPIX 1,744.8(▲5.8、▲0.3%) 続落
  • 東証マザーズ総合指数 1,106.2(▲18.6、▲1.7%) 3日ぶり反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,035、値下がり銘柄数:990、変わらず:66
  • 値上がり業種数:6、値下がり業種数:27
  • 年初来高値更新銘柄数:52、年初来安値更新銘柄数:226

東証1部の出来高は15億9,404万株、売買代金は2兆6,688億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。NY市場が8日続落になるなど、海外市場の軟調な値動きを受けて、リスクオフモードが高まりました。

一方で、下値を拾う動きも相応に活発だったため、売買代金は2兆5,000億円を上回る水準をキープしています。

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そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。ただ、寄り付き後は一時▲278円安まで下落したものの、大引け直前には一時▲157円安まで下げ幅を縮小する場面が見られました。

結局、3日ぶりの反落になりましたが、終値で22,500円台を維持するなど底堅さを見せたと言えましょう。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、下落率は日経平均株価より小幅に止まりました。これは、前日の反動に加え、大型株の利益確定売りが圧倒的に優勢だったことを示唆しています。

東証マザーズ総合指数は3日ぶり反落、“メルカリ効果”が大きく薄れ始める

東証マザーズの出来高は5,413万株、売買代金は1,087億円となりました。出来高は前日並みでしたが、売買代金は減少しています。

上場4日目となったメルカリ(4385)の売買代金は大幅に減少しましたが、それでも東証マザーズ全体の約17%を占めるなど健闘しました。ただ、メルカリを除くと全体的な商いは低調だったと見られます。

なお、総合指数は大幅下落となり、3日ぶりの反落で引けました。終値ではかろうじて1,100ポイントをキープしましたが、大台割れの可能性は高まりつつあるようです。

ソフトバンクグループが急反落、メガバンク3社が揃って年初来安値を更新

個別銘柄では、前日に急騰したソフトバンクグループ(9984)が急反落となり、ファーストリテイリング(9983)も大幅反落となりました。

また、自動車株の冴えない値動きが続いており、トヨタ自動車(7203)が大幅下落となった他、ホンダ(7267)、日産自動車(7201)、SUBARU(7270)、ヤマハ発動機(7272)などが年初来安値を更新しています。

その他では、金融株が軒並み売られ、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)のメガバンク3社が揃って前日に続き年初来安値を更新しましたが、MUFGだけ終値は小幅上昇となりました。

一方、東京エレクトロン(8035)やダイキン工業(6367)が値を上げ、KDDI(9433)は取引時間中に年初来高値を更新しました(終値は下落)。

また、キッコーマン(2801)が連日で高値更新となった他、アステラス製薬(4503)や中外製薬(4519)など医薬品株の一角が堅調に推移したようです。

新興市場では、上場4日目のメルカリ(4385)が利益確定売りに押された結果、▲5%超安の安値引けになるなど冴えない値動きでした。また、キャリア(6198)が一時▲17%超安の暴落となったのが目を引きました。

青山 諭志

ニュースレター

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。