3. 植えっぱなしOKで手軽だけど…「安易に植えて後悔する前に」

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いかがでしたでしょうか。一見、どれも丈夫で育てやすく可愛らしい花が咲くものも多いので、ふつうに植えたくなりますよね。

とはいえ、ノーメンテというメリットばかりに目を向けると、思わぬデメリットに直面し、植えたことを後悔することにもなってしまうのです。

ここで紹介しているような丈夫な宿根草を育てるには、まずそれぞれの植物の性質を事前に調べておくことが大切です。そして、

  • プランターなどに植えて地植えしない
  • 間引きや植え替えを適宜行う
  • こぼれ種を減らすためこまめに花がら摘みをする
  • 繁殖力を抑えた改良品種があるものはそれを選ぶ

などのことに気をつけるとよいでしょう。

いずれにせよ、株をできるだけコンパクトに保ち、広がりすぎないように管理することが大切だと頭に入れておいてください。

病虫害などに強くどんな環境にもなじみやすい宿根草は、上手に育てれば、長期間お庭を彩り生活に寄り添って私たちを楽しませてくれます。適切なお手入れをしながら育てていけたらいいですね。

LIMO編集部