猫ちゃんの動画撮影の「裏側」が、Xで注目を集めています。投稿したのは、Xユーザーの「@totomaru_hanmi」さんです。

当ポストには2024年7月24日時点で1万4000件を超えるいいねが寄せられ、表示件数は86万件を突破するなど話題となっています。

また記事中では、猫の飼育費用についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真5枚】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. 仲良しな猫をごく普通に撮影しているが…

飼い主さん撮影中ですが…1/5

猫撮影中

出所:@totomaru_hanmi

「猫動画撮影の裏側 最近の動画で一番好き」というコメントとともに投稿されたのは1本の動画でした。

Xで話題となっているのは、猫の「ととまる」くんと「はんみ」ちゃん。仲良く暮らす2匹は、この日も互いに毛づくろいし合い、リラックスモード。

そんな2匹を動画におさめる飼い主さん。動画を見ると、一見ごく普通に撮影されているように見えますが……。

2. 「実は…」過酷なポーズに共感の声も!

どんな秘密があるのでしょうか?2/5

猫撮影中

出所:@totomaru_hanmi

え!こんな体勢で撮影???3/5

猫撮影中

出所:@totomaru_hanmi

しばらく毛づくろいし合う2匹。字幕は「実は…」と続きます。その直後、壮大なBGMとともに「飼い主さんの過酷な体勢」が映し出されました……!

微動だにしない、猫ファーストの飼い主さん!4/5

猫撮影中

出所:@totomaru_hanmi

両足を上げたキツそうな格好で、撮影を続ける飼い主さん。

人間が動くことで「2匹の動き」を止めてしまうことが多いそう。なるべく2匹を刺激しないようにと、こうしたポーズで撮影していたのでした。

そんな見えない苦労に、猫飼いさんからはたくさんの共感が寄せられました。

「わかるーww」「ちょっとした事ですぐどっか行っちゃいますもんね…」「うちもそんな感じだよ」などのコメントが続出。

3. 感動的な動画の裏には、涙ぐましい努力がある!

飼い主さん、本当にお疲れ様です。4/5

猫撮影中

出所:@totomaru_hanmi

このほかにも「こんな苦労があるとは!」と意外に思った人の声や「足がw 僕らは主様の犠牲のおかげで、かわいい猫ちゃん達の映像を楽しませていただいております。ありがとうございます!」と感謝の声も書き込まれ、ポストは賑わっています。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。@totomaru_hanmiさん、ありがとうございました!

4. 猫の飼育費用事情:おやつ代にかける費用が上昇

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます。
「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。
※数値は毎月の支出額平均

4.1 獣医にかかる医療費

  • 2018年:2412円
  • 2019年:3016円
  • 2020年:2918円
  • 2021年:3367円
  • 2022年:2392円
  • 2023年:3400円

4.2 猫の保険

  • 2018年:1729円
  • 2019年:2349円
  • 2020年:1758円
  • 2021年:2731円
  • 2022年:2069円
  • 2023年:1988円

4.3 市販の猫主食用キャットフード

  • 2018年:2599円
  • 2019年:2745円
  • 2020年:2673円
  • 2021年:2978円
  • 2022年:2877円
  • 2023年:2988円

4.4 市販の猫おやつ用キャットフード

  • 2018年:1092円
  • 2019年:1303円
  • 2020年:1241円
  • 2021年:1346円
  • 2022年:1356円
  • 2023年:1562円

上記データを見ると、2018年から2023年の6年間で「猫主食用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」は約15%の増加、「猫おやつ用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」については約43%も増加したことがわかります。

5. アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに

同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。
「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 32.6%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
  • 2位 22.8%:世話をするのにお金がかかるから
  • 3位 21.5%:別れがつらいから
  • 4位 21.3%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
  • 5位 18.1%:十分に世話ができないから

上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。

6. 猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?

同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 47.4%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 2位 27.8%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 3位 15.1%:愛情をかけて世話をする対象が欲しかったから
  • 4位 15.0%:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから
  • 5位 14.3%:話し相手や遊び相手として欲しかったから

これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が47.4%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。
様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。

参考資料

長島 迪子