2. 【貯蓄】年収1000万円〜1200万円の貯蓄額別世帯割合は?(単身・二人以上)
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」によると、2023(令和5)年における世帯年収1000万円〜1200万円の貯蓄額は以下のような分布でした。
なお、貯蓄には預貯金・株式・投資信託・積立型保険・個人年金保険などを含んでいます。
2.1 【単身世帯】年収「1000万円~1200万円」の貯蓄額別割合
- 非保有:45.5%
- 100万円未満:9.1%
- 100~200万円未満:0.0%
- 200~300万円未満:0.0%
- 300~400万円未満:0.0%
- 400~500万円未満:9.1%
- 500~700万円未満:0.0%
- 700~1000万円未満:0.0%
- 1000~1500万円未満:27.3%
- 1500~2000万円未満:0.0%
- 2000~3000万円未満:0.0%
- 3000万円以上:9.1%
- 無回答:0.0%
2.2 【二人以上世帯】年収「1000万円~1200万円」の貯蓄額別割合
- 非保有:11.5%
- 100万円未満:3.2%
- 100~200万円未満:4.4%
- 200~300万円未満:2.8%
- 300~400万円未満:2.8%
- 400~500万円未満:3.2%
- 500~700万円未満:4.8%
- 700~1000万円未満:7.1%
- 1000~1500万円未満:12.3%
- 1500~2000万円未満:6.7%
- 2000~3000万円未満:13.1%
- 3000万円以上:26.2%
- 無回答:2.0%
単身世帯では「非保有」、つまり貯蓄がまったくない世帯が45.5%、二人以上世帯でも11.5%存在しています。
入った分だけお金を使ってしまえば、当然ですが貯蓄に回りません。
高収入でも、きちんと家計管理を行わないと貯蓄できないことを示唆するデータといえるでしょう。
貯蓄がないと突発的な出費に対応できず、将来必要なお金を用意できず困ってしまう事態になりかねません。
次の章では、そんな「高所得貧乏」にならないコツを解説します。