国民健康保険の保険料は、原則として毎年6月に計算されます。
これを6月から翌年3月までの年10回に分けて納めます(※7月から翌年3月までの年9回に分けて納める自治体もあります)。
前年中の所得が500万円なら、目安の保険料月額が「5万円」となる自治体も。保険料はどのようにして決まるのでしょうか。
今回は、所得ごとに国民健康保険料がいくらになるか解説します。
記事の後半では、社会保険料の負担割合が過去と比べてどれほど増加しているか解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
1. 国民健康保険料はどうやって決まる?
国民健康保険料の概要と、減免制度について解説します。
1.1 基本的な概要
国民健康保険料は、以下の賦課基準を組み合わせて算出しています。
- 所得割額:所得に応じて決まる保険料
- 均等割額:所得に関係なく負担する保険料
自治体ごとに保険料は異なります。
高齢者が多く財政がまかなえない場合、保険料の負担を増やす必要があります。
では、次に国民健康保険料の減免措置があるか確認しましょう。