2. 特徴2.純資産総額が少ない
純資産総額が少ない投資信託も、投資初心者は購入を控えましょう。
純資産総額とは、投資信託の大きさをあらわします。
例えば、100人の投資家が1万円ずつ投資する投資信託の純資産総額は100万円(100人×1万円)です。
この純資産総額が少ないと、途中で運用を辞めてしまう(繰り上げ償還)リスクが高くなります。
目安として、純資産総額が10億円以下の投資信託は避けた方がいいでしょう。また、純資産総額が減り続けている投資信託もおすすめできません。
目論見書や各証券会社のWebサイトなどで投資信託の純資産総額は確認できます。
3. 特徴3.テーマ型である
テーマ型の投資信託も、初心者にはおすすめできません。
テーマ型とは、「半導体」や「IT」などの特定のテーマに関連した銘柄のみに投資する投資信託です。
投資信託は、1本購入するだけでさまざまな銘柄に投資できてリスクを分散できることが強みですが、テーマ型の投資信託は似たような銘柄に投資することになるため、リスクが集中しがちです。
例えば、「半導体」をテーマとする投資信託は、半導体業界自体が不振に陥った場合に、価格が大きく下がるでしょう。
そのため、リスクをできるだけ抑えて投資をしたい初心者は、テーマ型は避けましょう。