「インテリアグリーンに憧れて観葉植物を買っても、すぐに枯らしてしまう」
「一生懸命お世話しているのに、上手に育てられない」

このようなお悩みをお持ちの方は、知らず知らずのうちに「やってはいけないお世話」をしているかもしれません。そこでこの記事では、よく植物を枯らす人が夏の室内でやりがちな、NGお世話を5つお伝えします。

愛情たっぷりに育てているからこそ、やってしまいがちなお世話もあるので、確認してみましょう。

また、室内でも育てやすいおすすめ観葉植物3選も、参考価格とともにご紹介します。成長が比較的ゆっくりでお手入れ簡単なものばかりなので、ぜひお部屋にお迎えしてみてくださいね。

1. この記事で紹介する「夏の室内観葉植物」にまつわるあれこれ

【写真1枚目/全5枚】爽やかオシャレな観葉植物。2枚目以降で「NGお世話」&「育てやすいインテリアグリーン」をご紹介!

観葉植物

DimaBerlin/shutterstock.com

 

  • やってはいけない夏の室内観葉植物のお世話5選
  • 初心者さんでも育てやすい!室内向き観葉植物おすすめ3選

お気に入りのインテリアグリーンを大切に育てていくヒント、次でいっしょに見ていきましょう!

2. やってはいけない夏の室内観葉植物のお世話5選

2.1 毎日水やり

毎日水やり、していませんか?

黄色いじょうろで観葉植物で水やりをしている

Liudmila Chernetska/istockphoto.com

植物のお世話を頑張っている人ほどやりがちな「毎日の水やり」。真夏は土が乾燥しやすいイメージがあるかもしれませんが、室内では屋外ほど乾燥しません。そのため、毎日水やりすると過湿で根が腐り、植物が枯れる原因に。そのうえ、コバエや悪臭も発生します。

観葉植物の水やりの基本は、土が乾いてから、鉢底の穴から水が出るまでたっぷりと与えること。水受け皿に溜まった水は捨ててください。室内なら、週1回くらいの水やりで十分です。

2.2 肥料のやりすぎ

こちらも、植物に愛情を注ぎすぎて失敗するお世話の代表格。多くの観葉植物は、それほど多くの肥料を必要としません。

液体肥料は濃度や量の調整が難しいため、土の上に置くだけの観葉植物用の固形肥料がおすすめです。成長期である春~秋に、肥料の袋に記載されている量や頻度を守って与えましょう。量に迷ったら少な目でOKです。

2.3 日光が当たらない場所に置く

インテリアを重視するあまり、日光がほとんど当たらない場所に観葉植物を置いてしまう方もいますが、これもNG。植物は日光がないと光合成ができず、生きていけません。

多くの観葉植物は、レースカーテン越しの優しい日の光が大好き。日陰に強い観葉植物でも全く日光が当たらない場所では枯れてしまうので、適した置き場所を探しましょう。

2.4 無理な日光浴

真夏は太陽の位置が高く、意外と室内には日光が差し込みません。観葉植物に日光が当たりづらくなるため、屋外で日光浴をさせてあげたいと思うこともあるでしょう。

しかし、いつも室内に置いている観葉植物を、急に屋外に出して日光浴させると葉焼けしてしまいます。

観葉植物が間延びしたり、葉色が悪くなったりしていなければ、無理に日光浴をさせなくても大丈夫。もし間延びしているなら、寒冷紗などで遮光して日光に当てましょう。

2.5 エアコンの風が当たる場所に置く

冷たかったり乾燥していたりするエアコンの風は、観葉植物が痛む原因に。そのため、エアコンの風が直接当たる場所を避けて置いてください。

扇風機や、自然の優しい風が当たるのは大丈夫。優しい風は蒸れ防止に最適です。