8月は2カ月に1回の年金支給日があります。年金受給者の方々にとっては待ち望まれる月なのではないでしょうか。
厚生労働省が公表した「2022(令和4)年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によれば、男性の平均年金月額は16万3875円(老齢基礎年金含む)です。
今回は、まず年金の支給日についておさらいしてから、年金受給者の平均年金月額について確認してみましょう。
厚生年金受給者の男性のうち20万円以上を受給している人々の割合はどのくらいいるのでしょう。
1. 【2024年8月~2025年6月まで】年6回の年金支給日についておさらい
日本の年金制度は、国民すべてが原則加入する老齢基礎年金(国民年金)があり、厚生年金に加入している会社員や公務員などは、さらに老齢厚生年金が上乗せで支給されます。
厚生年金は、偶数月の2月・4月・6月・8月・10月・12月のそれぞれ15日に、前月・前々月の2か月分がまとめて入金されます。
もし、年金支給日の15日が土・日・祝日で金融機関がお休みであれば、その直前の平日に年金が振り込まれます。
以下は、これから2025年6月までに振込まれる年金の支給日と支給対象月です。
1.1 2024年8月~2025年6月まで【年金支給日:支給対象月】
- 2024年8月15日 (水) :2024年6月・7月分
- 2024年10月15日(月) :2024年8月・9月分
- 2024年12月13日(金) :2024年10月・11月分
- 2025年2月14日 (金) :2024年12月・2025年1月分
- 2025年4月15日 (火) :2025年2月・3月分
- 2025年6月13日 (金) :2025年4月・5月分
年金は金融機関の預金口座振込で受け取る場合、ゆうちょ銀行の窓口で受け取る場合のどちらでも都合の良い方を指定できます。
どちらの場合も、年金を受け取る日に関するルールは変わりません。