3. 【直近5年間】公的年金制度の被保険者数はどう推移しているのか?

厚生労働省「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、直近5年間で公的年金制度の被保険者数は下図の通りに推移しています。

3.1 〈2018(平成30)年度〉公的年金被保険者数

  • 国民年金第1号:1471万人
  • 厚生年金保険(第1号):3981万人
  • 厚生年金保険(第2~4号):448万人
  • 厚生年金保険(第3号):847万人

3.2 〈2019(令和元)年度〉公的年金被保険者数

  • 国民年金第1号:1453万人
  • 厚生年金保険(第1号):4037万人
  • 厚生年金保険(第2~4号):450万人
  • 厚生年金保険(第3号):820万人

3.3 〈2020(令和2)年度〉公的年金被保険者数

  • 国民年金第1号:1449万人
  • 厚生年金保険(第1号):4047万人
  • 厚生年金保険(第2~4号):466万人
  • 厚生年金保険(第3号):793万人

3.4 〈2021(令和3)年度〉公的年金被保険者数

  • 国民年金第1号:1431万人
  • 厚生年金保険(第1号):4065万人
  • 厚生年金保険(第2~4号):471万人
  • 厚生年金保険(第3号):763万人

3.5 〈2022(令和4)年度〉公的年金被保険者数

  • 国民年金第1号:1405万人
  • 厚生年金保険(第1号):4157万人
  • 厚生年金保険(第2~4号):461万人
  • 厚生年金保険(第3号):721万人

2022年度末において、国民年金1号・3号の被保険者数は前年度末に比べ減少している様子がわかります。

一方、厚生年金被保険者は前年度末に比べると増加傾向にあるようです。

次の章では、年金から天引きされるお金をひとつずつ詳しくみていきましょう。