4. 厚生年金と国民年金の実情から老後資金の形成方法を考える
2024年度の標準的な年金受給額は月額23万483円となっていますが、実際の受給額は個人の状況によって大きく異なります。正確な年金受給額を把握するためには、「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」を活用し、定期的に確認することが重要です。
現在の経済状況では物価の上昇が続いており、公的年金だけに頼る生活には不安が伴います。特に老後の生活費を考えると、年金だけでは十分でないケースが多いため、現役時代からの積極的な資産形成が不可欠です。
4.1 新しい制度を活用する
近年、資産形成のための新しい制度が導入されています。新NISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)は、個人が効率的に資産を増やすための有効な手段です。
これらの制度をうまく活用することで、資産運用の選択肢が広がり、より安心して老後を迎えるための準備が可能になります。
資産形成を成功させるためには、自分のライフステージやリスク許容度に応じた戦略を練ることが重要です。
例えば、若い世代であれば長期的な投資を視野に入れ、高いリターンを期待できる資産に投資することが考えられます。一方で、退職が近づくにつれて、安定性を重視した資産運用にシフトすることが賢明です。
4.2 まとめ
公的年金だけに頼らず、多様な資産運用を取り入れることが、経済的に安定した老後生活を実現する鍵となります。
新NISAやiDeCoなどの制度を活用し、自身の生活設計に合った資産形成を進めましょう。今からの努力が、将来の安心と豊かさに繋がります。
参考資料
齊藤 慧
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部 編集長室
LIMO編集部記者/元新聞記者
担当分野
金融と社会保障分野の専門知識を生かし、主に公的年金(厚生年金保険と国民年金)、公的年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度など幅広くカバーしている。
信頼性の高い情報源をもとに、政策の変遷や最新の貯蓄トレンドを掘り下げた記事も手掛けているが、難解な情報を分かりやすく伝えることを意識している。
また、退職金、資産運用や貯蓄、NISA、iDeCoなど、多岐にわたるテーマについて企画・編集・執筆している。
経歴
中央大学法学部を卒業後、東証プライム上場の大手IT企業でキャリアを開始。
その後、厚生労働省の記者クラブにて約3年間、医療保険制度や介護・高齢者福祉に特化した社会保障の専門紙で記者として働いた。
ここで社会保障分野に関する深い知識と実務経験を積み、複雑な制度の解説や政策を分析するスキルを磨いた。
現在は、株式会社モニクルリサーチが運営するくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、金融と社会保障分野に特化した記事を執筆している。
スタンス
信頼性の高い情報をもとに読者の皆さんに実用的で分かりやすい内容を届ることを大事にしている。
厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)などの信頼性の高い官公庁の公開情報を基に、読者が日々の生活や将来の計画に役立てられるようなアドバイスを心掛けている。
単に情報を提供するだけでなく、実践的で信頼できるコンテンツを作り続けることを目指している。
最終更新日:2024年11月11日
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事。ライフプランにあわせた資産運用の提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)、中学・高校社会科(公民)教員免許保有。3児のひとり親で、趣味は音楽鑑賞と読書(2025年3月16日更新)