7. リメイクシートの注意点
リメイクシートの注意点は以下の通りです。
- 柄の向きに注意する
- 幅45cm程度のサイズを選ぶ
- 粘着力が弱めなので剥がれる可能性がある
7.1 柄の向きに注意する
デザインされている柄の向きに注意しましょう。
同じ柄がシート全体に入っているものは、上下を間違えやすいためです。
上下を間違えると、柄合わせがきれいにできなくなります。
また、貼り終わった後に上下を間違えている箇所に違和感を感じ、落ちつかない空間になってしまいます。
7.2 幅45cm程度のサイズを選ぶ
幅45cmサイズのリメイクシートは、肩幅程度のサイズなので施工しやすいサイズです。
幅が広いと施工するのが難しくなり、幅が狭いと何枚も貼ることになってしまいます。
最低でも45cm以上のサイズがおすすめです。
7.3 粘着力が弱めいため剥がれる可能性がある
リメイクシートは貼ったり剥がしたりできるため、粘着力が強くありません。
そのため、種類によっては剥がれてしまう可能性があります。
強粘着の種類もありますが粘着力に優れている分、シートを剝がす際に壁紙も一緒に剥がしてしまうため注意してください。
8. 現在の日本の住宅事情(令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計結果)
2024年4月30日、総務省より「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」が発表されました。
同調査によれば、日本の総住宅数は2018年から4.2%(261万戸)増となる6502万戸(2023年10月1日現在)でした。
総住宅数は1978年より右肩上がりに伸びており、増加率についても2018年の2.9ポイントから4.2ポイントへ上昇しています。
空き家率も13.8%と過去最高で、900万戸の空き家が存在しているのが日本の住宅の現状です。
9. まとめ
団地暮らしの内装や壁面の悩みを解決するためには、リメイクシートを活用してください。
リメイクシートは機能性やデザイン、インテリアに合わせて選ぶと、快適でおしゃれな空間を作れます。
注意点を確認した上で自宅に合うリメイクシートを選び、心地よいインテリア空間を作りましょう。
参考資料
上永 智史