5. 【最新】国民年金の加入者数の推移
国民年金は、20歳から60歳までのすべての国民が加入する年金です。厚生労働省の「令和5年度の国民年金の加入・保険料納付状況」によれば、国民年金の被保険者数は以下のとおりでした。
<令和元年度>
- 第1号被保険者:1453万人
- 第2号被保険者:4488万人
- 第3号被保険者:820万人
<令和2年度>
- 第1号被保険者:1449万人
- 第2号被保険者:4513万人
- 第3号被保険者:793万人
<令和3年度>
- 第1号被保険者:1431万人
- 第2号被保険者:4535万人
- 第3号被保険者:763万人
<令和4年度>
- 第1号被保険者:1405万人
- 第2号被保険者:4618万人
- 第3号被保険者:721万人
<令和5年度>
- 第1号被保険者:1387万人
- 第2号被保険者:4672万人
- 第3号被保険者:686万人
令和5年度の加入者数は6745万人です。6月1日現在の日本の総人口が1億2389万人ですから、約54%の人が年金に加入していることとなります。
加入者のうち、第1号被保険者と第3号被保険者は前年度に比べて加入者数が減少しています。
少子高齢化にともない、60歳に達して被保険者でなくなる人が増え、20歳に達して被保険者となる人が減っていると考えられるでしょう。