3. 保険・介護・ヘルスケアの分野で新しい提案

3.1 「保険」は「つなぐ・つなげる」で独自性を追求

各事業では具体的にどのような連携をイメージしているのか、詳しくみていきましょう。まず、保険分野では損保ジャパンの保険サービスにchocoZAPの持つ健康支援・行動変容機能をかけ合わせることで、従来にはない新しい保険の提案を行っていきます。

「SOMPO Park」「Insurhealth」「Growbase」などのインターフェースとchocoZAPアプリを連携することで、ユーザーとのデジタル接点を増やし、契約継続率や新たな商品の提案機会につなげたいという狙いもあるようです。

保険事業における連携イメージ

資料

出所:2024年7月1日に開催された記者会見資料

3.2 要介護者以外にも寄り添う「介護」の新しい形

介護の分野では介護施設にchocoZAPを併設したり、近隣の店舗と連携したりすることで、従来から強化している要介護者のアクティビティのグレードをさらに向上させます。また、恩恵を受けられる対象に要介護者だけでなく、その家族や施設スタッフを含めることで、新しい形の介護サービス創出を目指します。

このほか、RIZAPのトレーナーを介護施設に派遣することによる重症化予防やchocoZAPのDXノウハウを取り入れた介護施設の生産性向上サポートなど、多面的な連携を想定して可能性を模索していくとのことです。

介護事業における連携イメージ

資料

出所:2024年7月1日に開催された記者会見資料

3.3 データ解析でより高精度の「ヘルスケア」を実現

ヘルスケア分野では健康状態の確認・改善のプロセスをさらに掘り下げます。確認はこれまで定期健診やメンタルヘルスに限定されていましたが、chocoZAPアプリやchocoZAPメディカルで収集したデータも関連づけることで精度を高めます。

改善はSOMPOひまわり生命やSOMPOヘルスケアが提供していた生活習慣病の重症化予防・保健指導などのサポートに、chocoZAPのトレーニング・食事指導をかけ合わせることで、より効果的なサービスへの進化を図ります。

ヘルスケア事業における連携イメージ

資料

出所:2024年7月1日に開催された記者会見資料