2024年2月22日、日経平均は1989年の大納会でつけた史上最高値の3万8915円を更新しました。その後は7月に4万円台に乗せることもあり、株高を実感する投資家も多いでしょう。
株の取引で資産を大きく増やした方はいます。億り人、富裕層などと呼ばれることもある「お金持ち」は雲の上の存在に思うかもしれません。
身近にそのような人がいない場合、さまざまなイメージが先行することもありますね。
「気前よく支払う」「意外にケチ」など正反対のイメージが持たれることもありますが、実際はどうなのでしょうか。
今の日本に資産1億円超の「富裕層」がどれくらいいるのかも含め、元証券マンの筆者が見てきた「富裕層の特徴」について確認していきたいと思います。
1. 日本における富裕層の現状
まずは図表にて、富裕層の割合や「近年の推移」をご紹介します。
日本に実際どれほど存在しているのか、そしてこれまでから増えてきているのか・減ってきているのかに注目してみましょう。