2. 【人気スマートリモコンの新モデル】海辺の石をイメージした自然と調和するデザイン

Nature Remo Lapis(ラピス)がイメージしたのは「海辺の石」です。「Live with Nature(自然と調和するデザイン)」というコンセプトのもと、人間の本質的な心地よさに寄り添うデザインを追求しました。

Nature Remo Lapis(ラピス)がイメージしたのは「海辺の石」

石の画像

出所:Nature株式会社提供

本体は実際の海辺の石を3Dスキャンし、シルエットやテクスチャを再現しています。成形する過程で5つの素材が混ざり合うため、異なる色の斑点や線が生み出され、全ての商品は微妙にデザインが異なっているそうです。

近くで見ると製品ごとにシルエットやテクスチャが異なることが分かる

石の写真

筆者撮影

3. 【人気スマートリモコンの新モデル】節電に役立つ機能の詳細を説明

Nature Remoはこれまで多彩なセンサーを搭載するモデルやスマートホーム共通規格に対応するモデルなどをラインアップしてきましたが、今回の新モデル「Nature Remo Lapis(ラプス)」は、デザインだけでなく機能も大幅にブラッシュアップしています。

Nature Remo Lapisのポイントは大きく3つあります。

Nature Remo Lapisのポイントは3つ

製品紹介の資料

出所:Nature株式会社提供

3.1 節電をここちよく

選択した節電強度(1~3)でエアコンを自動制御する「オートエコ」、エアコンの温度をゆっくりと変更する「コスパ起動」、誰も家にいない状態で一定時間以上エアコンがついていると通知する「消し忘れアラート」(今夏リリース)などで、“がんばらない節電”に貢献します。

3.2 体調をととのえる

Nature Remo Lapisは節電だけでなく、健康管理にも役立ちます。ある部屋の温度と湿度が一定水準以上になると熱中症危険レベルが上がったことをプッシュ通知する「熱中症アラート」(今夏リリース)、適切な室内環境かどうかを可視化する「快適指数表示」(今冬リリース)、ウェアラブルデバイスで収集したバイタルデータをもとにエアコンを制御する「バイタルデータ連携」などの機能を備えています。

3.3 家電をもっとつなぐ

スマートスイッチ「SESAME bot 2」やスマート照明「Philips Hue」にも順次対応予定であるほか、Door Lockタイプに対応した「Qrio Lock」や「SESAME 5」をMatterエコシステムに追加できます。組み入れられる接続デバイス数は3→20、登録可能なコントローラ数は2→8に拡大しているのもポイントです。

6月26日16時にNature公式サイトで先行予約、7月5日12時にNature公式サイトおよびAmazon.co.jpで一般販売を開始します。価格は税込7980円、先行予約者は1000円割引の6980円で購入することができます。

4. 【人気スマートリモコンの新モデル】auひかりと連携した新サービスも

今回の新モデルはauエネルギー&ライフ株式会社が展開する「auでんき」とも提携します。月額550円のオプション「スマート節電 with Nature Green」としてNature Remo Lapisを提供し、ユーザーの節電の取り組みを支援します。

auエネルギー&ライフ株式会社とコラボしたサービスも提供

プレートを持つ2名の男性

筆者撮影

auでんきでは、事前に月にどれだけ節電できるのかシミュレーションするサービスや1ヶ月の無料期間を設けることで、ユーザーがサービス加入しやすくなる取り組みも行うようです。

節電は必要と思っていても、効果的な方法は素人には判断が難しいもの。特にエアコンは付けたり消したりで逆に電気代が上がってしまったという話も聞きます。システムに任せてしまえるNature Remo Lapisは多くの家庭で節電の助けになってくれそうです。

参考資料

大蔵 大輔