猛暑と電気代高騰のダブルパンチで、夏の暮らしに不安を感じている方も多いでしょう。2024年6月26日にNature株式会社が発表したスマートリモコンの新モデルなら楽に節電に貢献してくれるかもしれません。

Natureは2014年に設立された日本のスタートアップ企業で、IoTプロダクトを活用した再生可能エネルギーシフトの実現を目指しています。2017年に発売した赤外線に対応する家電をスマホで操作できるようにするスマートリモコン「Nature Remo」はシリーズ累計販売台数65万台を突破するヒット商品になっています。

Natureが展開しているスマートリモコン「Nature Remo」

スマートリモコンの画像

筆者撮影

1. 【人気スマートリモコンの新モデル】昨今の電気料金の状況

6月26日に政府が家庭向け電気料金を月額1400円、ガス料金を450円減額する案を検討していることが報じられましたが、猛暑を前にエネルギー料金は値上げが見込まれています。猛暑についても、ラニーニャ現象の影響で今年は観測史上もっとも暑かった2023年に匹敵するのではないかという予想も出てきています。

同日に開催された「Nature株式会社 新製品発表会」で、同社の塩出晴海・代表取締役は「Nature Remoの初号機を開発したとき、節電・節約できるリモコンを作ることを目標にしていたが、開発リソースの問題や電力事業でのチャレンジなどもあり、手が付けられていなかった。新モデルで当初のコンセプトをようやく実現できた」とコメントしました。

Nature株式会社の塩出晴海・代表取締役

スピーチする男性の写真

筆者撮影